さて、前回は?

こんにちは。惰性慣性です

前回は、茶々入れ役と言った割に茶々入れ以外のやりとりが多かった気もするが。今回は本当に茶々入れしかせんのか?

知らな〜い


前回の続きを早!

ごもっとも。とはいえ、前回はどこまで説明したんだったかいな?


ちょっとボケてみただけなのに、酷い言われようだ

おっちゃんがそういうことすると⸺



変な笑い漏らしてないで、ほら、前回の記事はこれでしょ!

ふむ。そうだったな

前回は『パズルの意味、定義』だけで時間切れだったので、今回は『各種パズルの分類』となるな
① | パズルの意味、定義 ☜ 前回の内容:『そもそもパズルとは? (パズルの謎 1)』 |
② | 各種パズルの分類 ☜ 今ココ! |
③ | パズル探訪 (典型的パズル各種の紹介) |
注: | パズルの定義と分類を合わせて『パズルの謎』と呼んでいるだけです。何か『深遠な謎』があるわけではありません |

そうそう。ってことで今回の内容をよろしく
パズル各種の分類 (全貌)

パズルの種類は調べるとかなり多く、分類のしかたも色々な流儀があるようだが、ここではわし流にまとめてみた

注: | 惰性慣性の個人的な流儀です |

ふ〜ん。結構ある感じ?

最初に言っておく。『その他』は『念のため』、あるいは『列挙した項目以外にも色々ありえるが省略』の意味だ


いきなり予防線を張ってきたね

前回、『その他』の箇所をしつこく追求されたからな

あるとつい聞きたくなるのが『その他』だし

でも今回は、『道具使用』と『アプリ系』のところに『その他』がないのが、逆に気になるけど



早くもHAHAHA返しを食らうとは……まあいい

真面目に答えると、『道具使用』大項目の横にある2つの中項目『流用』と『専用』は対義語っぽい雰囲気なんで、原則どちらかだろう、と考えたわけで。『アプリ系』のところにある『模倣』と『独自』も同様だ。いずれについても、境界線上で紛らわしい場合はありえるが


あっそ
(☝自分から訊いておきながら、あまりにも素っ気ない反応……)

むっ、その程度の反応……まあいい

さて、まず大項目だが、どんな観点でざっくり分けるかについて、ちと悩んだ

結果、パズルの粗い形態で分けることにした。具体的には、文章的、図表的 (書き込み系)、道具使用、アプリ系の4つ、およびその他1だ


えっと。パズルの『粗い形態』って何?

各パズル種別について、個々の問題を表現するための主な手段は何か、てな感じ

そんな一般的な説明だけじゃ、わかりにくいんだけど

例が必要か。なら、分類結果の大項目を具体例だと思って見ていけば、雰囲気はわかると思うぞ

そんな例で大丈夫か?

文章的パズル?

で、最初の大項目は『文章的』なパズル、要するに文章題だ


文章題! パズルかクイズか切り分けが微妙なヤツ

そのとおりだが、前回記事でも述べたとおり、わしとしては、文章題でも『知恵で解く』色彩が強いものはパズル扱いする所存。特に、趣味数的な問題の場合を含めたいゆえ




⸺ってのは冗談で、全く問題ありませ〜ん
(☝文章題パズルとか集めて整理するのはおっちゃんだし、的な?)

きっとそう

実際の裁判では「異議あり」シーンはあまり盛り上がらないと聞く。というか、証人の発言内容に異議を唱えるのは原則NGで、相手側の検察官や弁護士の質問方法に対する異議らしいし

そうなの? なら、どんな感じになるん?

わしは法律の専門家ではないんで、詳しくは『現実 証人尋問 異議あり』等で検索をよろしく


さて、ここで考えてみよう。言うまでもないが文章題パズルでは、文章を使って個々の問題を表している。つまり、問題を表現する主な手段は文章だ

そっかそっか。『問題を表現する手段』って、そゆことね
① | 門が二つ並んでおり、一方は天国へ、他方は地獄へ通じている。が、見た目は全く同じ |
② | 門の前に天使と悪魔がいるが、見た目では区別できない |
③ | 天使は常に正直に発言し、悪魔は常に嘘を吐く |
④ | 天使も悪魔も、どちらの門が天国行き/地獄行きか知っている |
⑤ | あなたは二人のいずれか一人に、一回だけ質問することが許されている |
⑥ | ただし、天使も悪魔も『はい』か『いいえ』しか答えないので、そのような質問に限る |
⑦ | どちらの門が天国に通じているかを確実に知るためには、どうすれば良いか? |

注: | 画像は雰囲気です |

あ〜、正直天使と嘘吐き悪魔のアレね

でも、なんか怪しい絵も付いてるんだけど

添付の絵は問題シーンの雰囲気を醸し出すだけの挿絵に過ぎん。問題自体は文章で説明されており、絵が無かったとしても問題として成立している

それはそっか
図表的(書き込み系)パズル?

さて、次の大項目『図表的』は、主に図表によって表現されるパズル群だ


図表とな?



注: | 例示用の模造品です |

そんなヤツか。確かにナンプレは図表しかないようなもんだけど……

クロスワードはヒント欄に文章が色々と書いてあるじゃん

図表が主体というだけで、図表以外の要素が全くないとは限らん

そですか

それから、パズル雑誌に載っている『紙と鉛筆』パズル (paper-and-pencil puzzles) は、その図表中に答えを書き込めるマスなどがあるのが普通だ。問題の記述のみで回答欄がないとすると、それは単に『紙』パズルであって、紙と『鉛筆』パズルではないし

そっか。パズル分類図中の図表的って項目のところに、括弧書きで『書き込み系』とか付けてあるのはそゆ意味か

御明察。で、その回答欄的な箇所がいかにも図表、ってことが多い

なるほどね。ナンプレはヒントと回答マスが混じって全体的に図表だけど、クロスワードも回答マスのとこは図表っぽい

だろう?
道具使用パズル?

……で、次の道具使用というのは、要するに『物理』だ


物理で殴るパズルとな?

んなことはない。この分類のパズルは、文章とか紙に書いた図表とかではなく、実体のある道具を使う。大抵は娯楽用に作られた道具で、言い換えれば『玩具』だが、玩具以外の日用的な道具を使うパズルもある

道具やら玩具やらがどうの、とか急に言われてもねぇ。わかりやすい例、プリーズ

注: | 惰性慣性が持っていたものです |
お詫び: 諸般の事情により、恐縮ですが囲碁の道具イメージはありません。インターネット検索などで碁盤や碁石の写真御参照のほどを是非

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

注: | 画像は雰囲気です |

注: | 惰性慣性が持っていたものです |

な〜んだ。そゆヤツのことか。まあ、道具っちゃあ道具を使うけどねぇ

ところで、将棋とか囲碁とか麻雀とかって、二人以上でプレーするゲームじゃないの?

元々のルールはそうだが、本来のプレー方法から離れて、将棋の駒や盤面、囲碁の石や盤面、麻雀の牌といった道具立てだけを利用して遊ぶパズルが、別にあるってこと

へ〜、そうなんだ。どんなのがあるん?

初回記事『趣味数って何?』中でも言及したはずなんだが……
☝初回記事中の段落『趣味数的な題材は沢山ある?』中に記述されています

そだっけ? てへぺろ❤

しょうもないやつだ。各大項目について後ほど、もう少し詳しい説明をするんで、それまで待っとくれ

なんだって?! 待ってるうちに質問、忘れちゃうじゃん!

それならそれで、わしが楽になるから何の問題もない


アプリ系パズル?

⸺ってことで、次はアプリ系だ。これは分かるだろう。スマホ、ゲーム機、PCといったコンピューターのアプリとして実現されているパズル


アプリゲーの説明ならいらないけど……。アプリのパズルもあるんだ

左様。Number Place といった他の大項目のパズルをアプリ化したタイプもあるが、コンピューターアプリならではのものも結構ある。詳しくは後で

へぇへぇ
その他パズル???

そして最後は『その他1』だ。既に述べた4項目以外にも何かある気はするが、すぐには思いつかん


まっ、そこはいいでしょ
(☝何も考えてない?)
文章的パズル(文章題)の内訳

では、ここからは、各大項目のグループについて、もう少し内訳を見ていくぞ


その1は文章的パズル⸺つまりは文章題⸺だ。内訳まで見ると、数学・論理学的なもの、言葉遊び、その他2となる


内訳のとこ、なんか適当に分類した感じ

その感は否めないものの
数学・論理学的パズル

実際には、インターネット上で『知恵で解く』タイプの文章題⸺すなわち文章パズル⸺を漁ると、圧倒的に数学系、論理学系が多い感触

へ〜、そ〜なんだ

だもんで、数学・論理学系パズルの詳しい紹介を1回の記事にまとめようとすると長くなりすぎる

そこで『パズル探訪』シリーズでは、強引に論理的、計算的、図形的の3種類に分け、三つの記事にする予定


具体的には以下のとおり
シリーズ | タイトル |
---|---|
パズル探訪 1 | 『論理』的文章題パズルの世界 |
パズル探訪 2 | 『計算』的文章題パズルの世界 |
パズル探訪 3 | 『図形』的文章題パズルの世界 |

えっと、『パズル探訪シリーズ』ってなんじゃらほい?

前回記事の割と最初の辺りで話したと思うが……

そだっけ?

……まあいい。今回記事の冒頭でも述べたパズル紹介記事の流れがあるわけだが。別名『パズルの謎』
① | パズルの意味、定義 ☜ 前回:『そもそもパズルとは? (パズルの謎 1)』 |
② | 各種パズルの分類 ☜ 今回:『パズルの種類、多すぎ? (パズルの謎 2)』 |
③ | パズル探訪 (典型的パズル各種の紹介) ☜ 今後:『パズル探訪シリーズ (パズルの謎 3 相当)』 |

ああ、これね。別に深遠な謎とかがあるわけじゃないのに、『パズルの謎』なんて言って紛らわしいヤツ

前回も『謎』のところに反応していたな。それはさておき、今後予定している典型パズル紹介は、パズルの種類多すぎで非常に長くなるんで、今回の分類に沿って複数の記事に分ける話をしたと思う

言われてみれば、そんな気がしないでもない

で、それらの紹介記事を『パズル探訪シリーズ』と称して順次、投稿していく流れ

そゆことね

なお、最終的には個々のパズルについてあれこれ考察をする記事の嵐になるんだが、そういった個別の話題は、探訪シリーズでの紹介が済んでから開始するつもりだ

先は長いねぇ

まあな。あと、パズルとは別にゲーム系ってのもあるんだが、こちらはパズル以上に分類が難物かもしれん

ゲームかぁ。確か初回記事でも、数理パズルとか数理ゲームとか言ってたような。で、ゲーム系はどうするん?

パズル系の紹介が一段落したら、かな

了解っす

ところで、さっき数学・論理学系のパズルを三種類に分けるって言ったけど、えっと……

論理、計算、図形の三種類

そうそう。その三つって、それぞれどんな感じなの?

詳しくはパズル探訪シリーズにて説明するゆえ、『乞う御期待』なんだが

まあまあ、そう出し惜しみしないで、ちらっとだけ

しかたないな。では、各分類の例を少しずつピックアップするぞ。まずは論理系

① | ヤギと狼を連れ、キャベツを積んだ荷車(以下、単にキャベツ)を持った農夫が川に差し掛かった。川岸には小舟が一艘ある |
② | 農夫は小舟を何往復かさせて、自身、ヤギ、狼、キャベツを無事に対岸に移したい。但し、以下の条件がある。どうすればよいか? |
③ | 小舟を漕げるのは農夫のみ |
④ | 小舟なので、載せられるのは農夫とあと一つ(つまりヤギ、狼、キャベツのいずれか) |
⑤ | 農夫がいなくなると、狼はヤギを食べてしまう。(そうなったらアウト) |
⑥ | 農夫がいなくなると、ヤギはキャベツを食べてしまう。(そうなったらアウト) |

注: | 画像は雰囲気です |
① | コインが9個あり、1つだけ微妙に軽い偽物が混じっている |
② | 見た目では偽物を区別できないし、重さの違いが少ないので手で持ってみても分からない |
③ | しかしながら、天秤を使えば重さの微妙な違いを判定できる |
④ | 天秤を使う回数が最小となる偽物判定手順を示せ |
⑤ | なお、天秤に乗せるのは9個のコインに限るものとする。(9個のコイン以外の本物コインといった都合よく使えそうなものはない) |

注: | 画像は雰囲気です |
注または蛇足: 上記の川渡り問題例で、農夫がヤギ、狼、キャベツを残して自分だけ小舟で対岸に去ると、『キャベツを食べるヤギを食べる狼』的な謎の状況になりますが、その場合もアウトという扱いでひとつ

左様。で、次は計算系

① | 0から9までの数字が4つあたえられたとき、四則演算(+-×÷) を用いて 10 を作れ |
② | 与えられる数字には重複がありえる。例えば (1, 2, 2, 3) など |
③ | 与えられた数字を並び替えて使ってもよい。なので、(1, 2, 2, 3) と (3, 2, 1, 2) は本質的には同じ問題となる |
④ | 計算の順序を調整するために括弧を用いてもよい。例えば、1×(2+3)×2 など |


テンパズルって名前は初めて聞くけど、なんか小学生の頃にやったことあるような気が……

このパズルをやる典型局面としては、電車の切符を買うと4桁の通番が印刷されていることがよくあるんで、その4つの数字を使う。移動中の車内で暇つぶしのため、与えられた4つの数字から 10 を作る、って感じだ
注: 4つの数字を決めなければ単一の確定的な問題になりませんが、テンパズルはそういった個別問題の総称ということでひとつ

そうそう。それそれ

運が悪いと、どうやっても 10 に出来ないことがあるけどな

え〜、そんなんあり〜?

一見して明らかに駄目そうな例としては、0, 0, 0, 0などがあるぞ

それは確かに駄目っぽいかも

まっ、切符の通し番号が0000だったら、レアものラッキーかも知んないけどね

そうかも知れんが、0000だとテンパズルで暇つぶし用には使えん、ってことだな

でもって、次の小町算も聞いたことないかも。どんなヤツ?

今は図から推察して頂戴。詳しくは『計算』系文章題パズルの世界 (パズル探訪 2)にて。どうしても早めに知りたければ、インターネット検索すればいいし


そして最後は図形タイプ

線分ABの同じ側に三角形ABCとABDがあり、∠ABD=50°、∠CBD=30°、∠BAC=60°、∠DAC=20°であるとき、∠ACDを求めよ

凸な四角形ABCDがあり、辺ABの三等分点を順にE,F、辺CDの三等分点を順にG,Hとするとき、四角形EFGHの面積と四角形ABCDの面積との関係を示せ


図形的パズルって⸺


そう思うのが自然だろうな

何しろ、学校の数学科目に出てくる試験問題は、『全てパズル』と言っても過言ではないからな

え〜、それは言いすぎでしょ

計算問題などに現われる数式も文章の延長だと思えば、数学の試験問題は全て、文章で書かれていて知恵⸺即ち、試行錯誤 ⇒ 閃き ⇒ 理詰め⸺で解く問題だろ?
参考: 例えば嘘吐き系など、いかにもパズル的な入試問題が出るケースまであるようです

屁理屈 ktkr!
それに、図形問題は文章じゃなくて図形が問題でしょ?!

図形問題も本来は、「一直線上にない三点A,B,Cがあって云々」のように文章で説明すべきところのものだ。図も書かれているのが普通だろうが、実はそういった図はイメージ的な把握を助けるための補足にすぎん

そうなのかな〜

上記の例題でも、まず文章による説明が書いてあるだろう? その部分が本来の問題だ。その下に書いてある図は理解補助のためのサービスに過ぎず、この図が無くても問題としては成立している

う〜ん。って、そうだ! 数学の試験問題は楽しくない。パズルは娯楽的な問題なんでしょ?!

前回、そんな分類体系を示したが、結局のところ、楽しいと思うかどうかは、各人の考えかたというか受け止めかたというか

数学の試験問題でも楽しいと思って取り組めば一種のパズルと言えるし、逆に数独/ナンプレ問題を楽しいと感じられない人にとっては、そんなパズルは存在しないも同然、てなわけだ

うっ。それはそっかもだけど……

更に言えば、数学に限らず何事も、楽しいと思って取り組むほうが前向きだし、歩みも自然と速くなるのではないかな?

むむっ。結局は年寄の人生訓ですか、そうですか


⸺っと、話が逸れたが、次は『言葉遊び』だ


数学・論理学以外の科目の文章題パズルは?

科目って数学以外にも色々あるのに、なんで数学/論理学の文章パズルばっかりなわけ? 他の科目のはないの?

そこか。先ほどの分類でいえば『その他2』だな


まあ、そだね

その点についてはわしも疑問を感じたので、ある程度は調べてみたぞ

な〜んだ。わかってるじゃん!

で、どゆことなん?

調べた結果は、『数学/論理学系以外の文章題パズルって結構ある? (パズル探訪 4)』としてまとめる予定だ
シリーズ | タイトル | 備考 |
---|---|---|
パズル探訪 1 | 『論理』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 2 | 『計算』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 3 | 『図形』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 4 | 数学・論理学系以外の文章題パズルって結構ある? | ☜ 追加 |

なんですと! それまでおあずけ……ってコト?

ざっくり言うと、文系の問題はクイズになりがち。それから、数学以外の理系の問題でパズル的なものは、分野毎の前提知識がそれなりに必要で、人を選ぶ問題になりがち

なるほど。って⸺


もうちょっと具体的に

それはパズル探訪シリーズの記事をお楽しみに

そんなことだと思いましたよ、と
言葉遊びもパズル?

で、残りは『言葉遊び』だけど、これって、なんか唐突感ある

参考: 『言葉遊び』の Wikipedia 解説では『パズル』とは言及されていない感触ですが、『パズル』の Wikipedia 解説中に、パズルの例として『言葉遊び』が出てくるようです

権威に屈してる〜

恥ずかしながら、ご指摘のとおり

で、どんな言葉遊びがあるかの紹介だけ、『言葉遊びの世界 (パズル探訪 5)』の記事にまとめようかと
シリーズ | タイトル | 備考 |
---|---|---|
パズル探訪 1 | 『論理』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 2 | 『計算』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 3 | 『図形』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 4 | 数学・論理学系以外の文章題パズルって結構ある? | 既出 |
パズル探訪 5 | 言葉遊びの世界 | ☜ 追加 |

言葉遊びは全般的に趣味数的ではないゆえ、この探訪記事以降、個別記事で取り上げる可能性は殆どないが

え〜。あたし的には、いかにも趣味数なパズルより言葉遊びのほうが面白そうなんだけど

(☟趣味数的でない要望を平然と握り潰しつつ)
さて、次の大項目は⸺


なんだかしつこいぞ……

言葉遊びにはどんなのがあるか、なんとなく予想はしてるけど、一応、例とか紹介してよ
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
汚職事件 ⇒ お食事券
農家移転 ⇒ 脳回転
芸能界 ⇒ ゲイの鵜飼い
健康診断ですか ⇒ 兼好、死んだんですか

縦読みの例、古すぎ。古文じゃん!

自分で例を作る能力も気力もないので、平安時代の超古典を使わせてもらった

手抜き〜。それに比べると、誤変換は新しい感じ

仮名漢字変換が一般化した後の話だからな

それより昔にはなかったの?

ほぼ同様なルールで『ぎなた読み』ってのがあったらしいが

何それ?!

詳しくはパズル探訪記事にて

またもや?!

そろそろ次の大項目に移るぞ


またもや?!

まあまあ、そこをひとつ

で、何じゃい?

誤変換の例の中に出てくる『兼好』って何?

そこか! 多分、吉田兼好のことだろうな。別な呼び名としては兼好法師

吉田兼好……って、なんか聞いたことあるような、ないような


それだ。で、なんか境遇がおっちゃん的な?

退職後のわしの生活が遁世者的だとか、暇なときは何か記事を書いているとか言いたいのかも知れんが⸺

とはいえ、わしは出家しとらんし、趣味数ブログは随筆とはちょっと違うと思うし、そもそもわしは無名

だがしかしアレか

アレって何よ?

つれづれなるままに、日くらし画面に向かひて、心にうつりゆく趣味数ごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ
現代語訳?: 暇にまかせて、朝から晩まで画面に向かい、適当に思いついた趣味数的な事柄を、とりとめもなくタイプしまくりんぐすると、妙にテンション爆上げ


……いい加減、次の大項目に移るぞ

へぇへぇ
図表的 (書き込み系) パズルの内訳

お次は図表的なパズルだ


図表系の内訳は、なんかきちんと区分けされてる感じ

何を書き込むかで分類できるからな。この分類に沿って、以下のような探訪シリーズ記事を予定している
シリーズ | タイトル | 備考 |
---|---|---|
パズル探訪 1 | 『論理』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 2 | 『計算』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 3 | 『図形』的文章題パズルの世界 | 既出 |
パズル探訪 4 | 数学・論理学系以外の文章題パズルって結構ある? | 既出 |
パズル探訪 5 | 言葉遊びの世界 | 既出 |
パズル探訪 6 | 塗り潰し系書き込みパズルの世界 | ☜ 追加 |
パズル探訪 7 | 線引き系書き込みパズルの世界 | ☜ 追加 |
パズル探訪 8 | 文字入れ系書き込みパズルの世界 | ☜ 追加 |
パズル探訪 9 | 数字入れ系書き込みパズルの世界 | ☜ 追加 |
パズル探訪 10 | 各種記号入れ系書き込みパズルの世界 | ☜ 追加 |

かなりの数になるねぇ

初回記事『趣味数って何?』でも言及したが、図表的なパズル⸺書き込みパズル、紙と鉛筆パズル (paper-and-pencil puzzles)⸺の種類は非常に多い。分類しても項目数は多くなりがち

そうだった。どこかのサイトに一覧があったような

その手のサイトは幾つもあると思うが、初回記事で示したのは『ぱずぷれ』サイトだ。『ぱずぷれ』というのは、多くの図表的パズルをブラウザ上で遊べるようにするアプリ。このサイトに行って『全パズル』タブを選ぶと、『ぱずぷれ』で遊べる⸺つまりは実装済の⸺パズル一覧が出てくるはず

前に見たけど、100種類以上あった感じ

なお、『ぱずぷれ』はパズル雑誌ニコリで考案された⸺いわゆるニコリ系⸺パズルを主に扱っているようだが、全てのニコリ系パズルを網羅しているわけではないと思われる。加えて、ニコリ系以外の図表的パズルも色々あるわけで……
参考: 昨今は puzz.link というブラウザアプリも良いですね。トップページの数行目にある tool リンクを辿ると実装済のパズル一覧が出てきます。(トップページは英語なのですが、パズル一覧ページはなぜか日本語ですね。) 本アプリはニコリ系以外のパズルもかなりサポートしている模様

『ぱずぷれ』サイトだけでも相当な数がリストされてるのに、ほかにもたくさん……ってコト? そんなん全部紹介してたら、探訪シリーズの記事が長くなりすぎるんじゃ?

網羅的な紹介は大変なので多分できない。わしの独断と偏見でピックアップする感じになるだろう

独断と偏見で選ぶとか随分!

一応、伝統的なものや人気が高そうなものを選ぶつもりだが……

そですか。じゃ、この辺で、それぞれの分類の概要とか典型例とかをよろ〜

了解だ
塗り潰し系書き込みパズル

最初の『塗り潰し』系は、マスを塗り潰す


え〜。マスをひたすら塗り潰してくのって、単なる作業じゃん!

言い方が悪かったな。正確には、マスを白または黒で塗り潰す。で、パズル毎に、マスの白黒を決めるルールが定まっている
注: 例外的に白黒以外の塗り潰しパズルもあります。詳しくは『塗り潰し系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 6)』にて
注:『ののぐらむ』で検索すると、Google 先生が「もしかしてノノグラム」とおっしゃるかもしれませんが、元々は平仮名で『ののぐらむ』ではないかと……
ルール:
① | 初期状態は白マスが並んだ矩形で、各マスは黒く塗りつぶすか白のまま残すかのいずれかとする。(全マスの白黒を確定させると何らかのドット絵になっているのが通例) |
② | 白マスエリアの左側にある数字列の並びは、各行(横方向のマスの並び)について、その行が完成したときの黒連の長さ情報を示す。黒連とは黒マスの連続した並び(正確には最長の並び)のことで、黒連に隣接する両側は白マスまたは矩形の端となる。なお、隣接する両側がいずれも黒ではない単独の黒マスも黒連と考え、その長さは1とする |
③ | 黒連長の数字が複数並んでいるときは、その行には数字の並び順にその長さの黒連が複数並んでいることを意味する |
④ | 隣接する黒連の間には1つ以上の白マスが入る。(そうでないと二つの黒連が融合してもっと長い黒連になってしまう。)一番左にある黒連の更に左には白マスが幾つかあるかもしれないが、白マスが無く矩形の端になっていることもありえる。一番右にある黒連の更に右側についても同様 |
⑤ | 白マスエリアの上側にある数字列の並びは、各列(縦方向のマスの並び)に関する黒連の情報。詳細は、縦横の違いを除けば各行の場合と同様 |
⑥ | 与えられるのは黒連の情報だけで白連の情報はないが、後は理詰めで解く |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | 上記の例では、白か黒か未確定なマスを灰色で表しています。ですので、初期状態では全てのマスが灰色です。白か黒かが確定した時点でその色としています |

これ、やったことある! マスを塗り分けてくと絵になるヤツだ

でも、パズルの名前は、なんか違ってたような?

そういえば初回『趣味数って何?』のときにも、そんなことを言っていたな

このパズルは結果が絵になるってことで、比較的人気のあるパズルではないかと思う。そのためか、色々な出版社が色々なパズル名で雑誌やパズル集を出しているんで、名称が沢山あるんだろうな

あたしがやったのはどの名前だったかなぁ……

って、それはさておき。最初のうちは、マスが白だってのをどうやって書くか、ちょっと悩んだよ。黒は塗り潰せばいいんだけど

なるほど。白確定を表す方法か

最初の状態では全マス真っ白だが、この白は『白か黒か分からない』つまり『?』という意味だからな。同様な問題は塗り潰し系パズル全般にあるが⸺

よくやる手としては、白確定のマスには中黒的な点を打って『・』とするか、バツ印を書いて『×』とするか、とかだな
注または蛇足: パズルアプリなら、白黒が未確定な初期マスを灰色あるいは『?』等にしておいて、白黒が確定したらそれぞれの色で表示することが容易です。が、紙と鉛筆でやる雑誌パズルでは、最初に灰色や『?』等を印刷してしまうと、このマスを白くするのが難儀なわけで……

そうそう。このパズルの場合は、解き方の説明を見たら白と決まったマスには『×』を書いてたんで、あたしも真似して『×』って書いてる

ふむ。『お絵かきロジック/ののぐらむ』では、白確定は『×』で表すのが通例のようだ。紙と鉛筆による物理な場合だけでなく、ブラウザアプリでも、そのように表示するタイプが多い感触


これこれ。こんな感じ
ルール:
① | 初期状態では幾つかのマスに1以上の数字が記入されている。(大きな盤面の問題では、2桁以上の数字が記入されていることもある) |
② | 以下のルールに従い、全てのマスを白または黒で塗り分ける |
③ | 黒マスは最終的に、縦横につながったかたまりになっていなければならない |
④ | 黒マスが2x2にかたまったブロックになってはいけない。(2x3等のより大きなブロックも、その中に2x2のブロックが含まれるので不可) |
⑤ | 数字が書いてあるマスは白確定 |
⑥ | 白マス(白確定の数字マスを含む)が縦横につながったかたまりをシマと呼ぶことにする。最終的に各シマには数字マスが1つずつ入るようにする。(数字が無いシマや数字が複数入っているシマが出来てはいけない) |
⑦ | 最終的できる各シマの白マス数は、そのシマに含まれるはずの唯一の数字と一致しなければならない。(このとき、数字マスも1つの白マスとして数える) |

注: | 上記は例示用の模造品です |

とはいえ、『へやわけ』では、数字の書いてあるマスに中黒的な『・』を書くと分かりにくい。紙に書く場合は仕方ない感じだが、ブラウザアプリ等では、白確定を薄い色で表すことが多い模様
ルール:
① | 初期状態では、すこし太い罫線によりマスが正方形を含む長方形の部屋に分かれている。(長方形以外の部屋がある問題をだす人もいるが、変則問題扱いとされるのが通例) |
② | 部屋の左上コーナーマスに0以上の数字が書いてあることもある。(2桁以上の数字もルール上は禁止されていないが、そのような問題は稀?)各部屋にある数字は高々1つ。(長方形以外の部屋がある問題では、数字をどの箇所に書くかは状況による) |
③ | 全てのマスを白または黒で塗り分ける。(『ぬりかべ』と異なり、数字の書いてあるマスが白になることも黒になることもある) |
④ | 数字が書いてある部屋については、その数字は部屋の中に最終的に含まれる黒マスの数を表す。(数字が書いていない部屋については、黒マス数に関するヒントがないことを意味する。即ち、そのような部屋の中に黒マスが何個入るかは任意) |
⑤ | 黒マスは縦横に連続してはいけない |
⑥ | 白マスは最終的に、縦横につながった1つのかたまりになっていなければならない。白マスのかたまり(シマ)が黒マスにより分断されてはいけない(いわゆる『分断禁』)と説明されることもある。(『ぬりかべ』における黒マスと同様な扱い。但し、2x2のブロックは不可といった追加の制約はない) |
⑦ | 白マスが縦または横方向に3部屋に渡って並んではいけない。(つまり、そうならないように黒マスをうまく配置する) |

注: | 上記は例示用の模造品です |
注1: | 『ぬりかべ』では、数字の書いてあるマスはルールとして白確定なので、数字マスに『・』といった白確定マークを更に書くことはしないのが通例と思われます。当然、数字マスを黒く塗りつぶすこともありえません。つまり、『・』で白確定を表す方法は素直にうまくいきます |
注2: | 一方、『へやわけ』では、数字の書いてあるマスが白になることも黒になることもあるため、紙に書く場合に白黒確定マークで苦労しがち。例えば、数字マスが黒確定になったとき、思い切り黒く塗りつぶすと数字が見にくくなるかも。逆に白確定の場合、数字に重ねて『・』等を書くのも美しくないですね……。そこでブラウザアプリ等では、数字マスが黒確定になると数字を白抜きにするとか、数字マスに限らず白確定は淡い色で表すなどの工夫をしているようです |

そっか。『ぬりかべ』や『へやわけ』ってのは初見だけど、他の塗り潰し系でも白確定のマークが問題になるんだ

っと、それより、さっきの絵になるヤツの名前を、いつも『お絵かきロジック/ののぐらむ』って2つ並べて言ってるのはなんで?

ほほう。その点については、このパズルが世に出た経緯が絡むんだが、詳しくは『塗り潰し系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 6)』の記事にて

やっぱし! しかたないな〜。じゃあ、次のパズル
線引き系書き込みパズル

次の『線引き』系は、マスやマスの境界などを線でつないでいくタイプだ

ルール:
① | S地点からG地点まで通り抜ける |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | この例題ではS(スタート)地点からG(ゴール)地点までとなっていますが……。S地点やG地点の箇所が外に通じる出入口になっていて、入口か出口かを示す矢印も付いていたりして、『入口から出口』まで通り抜けるとしている問題もあります |
注3: | 最短経路の箇所を黒く塗りつぶすと絵柄になるタイプもあります。呼び名はおえかき迷路、浮き出し迷路、ぬりえ迷路、かくれんぼ迷路など様々。この手の迷路では、形状が矩形以外で通路も縦横以外の方向ありなど、絵柄を意識したパターンになっていたり、更に予め部分的な絵柄が書いてあることまであります |
ルール:
① | 初期状態では、盤面の幾つかの箇所に中黒的な点『・』が配置されており、各点の近くにその点の番号を表す数字が記入されている。(点の数が10以上の場合もあるので、数字は1桁とは限らない) |
② | 1番の点から順に、点の間を線分でつないでいく。(通常はフリーハンドで書くので、正確な線分である必要はない) |
③ | 最終番号の点までつなぎ終えれば完成。(完成すると線分の連なりが何らかの絵柄になっているのが通例) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | 各点に付与されているのが番号ではなくアルファベット等の場合もある模様。アルファベットなら、アルファベット順に点をつなぎます |
注3: | 単一の一筆書き折れ線になっている問題が多いのですが、番号に★や※などのマークを付与する等により複数系列を導入し、複数の折れ線を書かせるタイプもあります。或いは、1から20までが1つの折れ線、21から50までが1つの折れ線、というように、番号の範囲で分けることもあるようです。特に、番号の色分けにより複数系列になっている場合、番号の色に類似した色の折れ線を引くことが想定されているのが通例と思われます |
注4: | 盤面に、点とは別に予め何らかの部分的な絵柄が記入されており、記入済の絵柄と完成した折れ線を合わせると最終的な絵柄になるケースもあります |
注5: | 記入した折れ線によって囲まれる幾つかの閉じた領域に色を塗ること(即ち塗り絵)が、追加で求められることもあるとか |

なるほどね。確かに昔からあった感じのパズルだねぇ。知らんけど

それより、おっちゃんが嵌ってたとかいう『スリ……なんとか』が気になるんだけど

『スリザーリンク』だ。まあ、これだけは例示しておくか
ルール:
① | 初期状態では、全てのマスの角(頂点)に点が打たれた格子状の形になっている |
② | マスの辺に線を引いていき、最終的に1つの輪を作る |
③ | 線が分岐したり途切れたり交差してはいけない。即ち、各頂点に繋がる線の数は0か2に限る |
④ | 解答は1つのつながった輪なので、複数の輪に分かれてはいけない |
⑤ | マスに0から4までの数字が書いてある場合、そのマスの4つの辺のうち、線が引かれる辺の数を示す。(マスに数字が無い場合はヒントなしを意味する。その場合、線が引かれる辺の数は任意) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | パズルを解く過程では、マスの辺に線がある場合だけでなく、線が無い辺を読むのも重要です。そこで、線無しが確定した辺のところに何らかの線無しマーク(バツ印『x』を用いるのが通例?)を書くこともあります |
注3: | マスに数字4が書かれるケースは、ルール上は禁止されていないと思います。が、4のマスの各辺に線を引いて1マス分の輪っかを描いたら終了、という極めて退化した解答になりますので、実際の問題で4は見かけません |

ふ〜ん。こんなやつかぁ。他にも幾つか言ってたけど、そゆのは?

『ましゅ』と『ヤジリン』だな。そういった諸々については、『線引き系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 7)』を待たれよ

けち〜。じゃ、次
文字入れ系書き込みパズル

ルール:
① | 初期状態では、盤面の幾つかの箇所に黒マスが配置されている |
② | 各行にある横方向の白マスの最大連続並びを横白連と呼ぶ。(大型の問題では、1つの行に複数の横白連が入っていることもある。)各横白連の最も左のマスには左上に小さく番号が書かれている。これを横白連番号と呼ぶことにする。各列の縦方向についても同様に、縦白連を考える。縦白連の最も上のマスにも左上に小さく縦白連番号が付与されている。(共通のマスから始まる横白連と縦白連では番号は共有される) |
③ | 横白連については、それぞれの横白連番号に対応して、ヨコのカギ欄にヒントが書かれる。ヒントに適合する単語を対応する横白連に仮名で記入する。縦白連についてはタテのカギがあり、同様に単語を記入する |
④ | 縦横白連に記入する単語の文字数は、白連の長さに一致しなければならない |
⑤ | 縦白連と横白連で共有されるマスには同一の仮名が入らなければならない。(そうなるように縦横白連に記入する単語を調整する) |
⑥ | 小さい字(即ち促音『ッ』、拗音『ャュョ』、稀(?)に『ァィゥェォヮ』)は対応する大きい文字と混同してよい。(なので、普通は大きい字で書く。例えば、キョウト(京都)は『キヨウト』のように書くなど) |
⑦ | 単語の表記には長音記号『ー』も使ってよい。縦方向の長音記号と横方向の長音記号は混同してよい。(なので、解答者が恣意的に横方向または縦方向に統一して書くのが通例と思われる) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | 使用する単語としては、原則として名詞を用いるのが通例と思われます |
注3: | 使用する単語は、想定解答者が知っているであろう語彙の範囲から選ばれる模様です。このため、基本的な単語だけ用いる子供用クロスワード等、想定解答者対応の問題が作られたりします |
注4: | 解答単語の中には外来語が含まれることもあるため、解答は片仮名で記入することが多い感触です。(通常の日本語の単語を片仮名で書く違和感より、外来語を平仮名で書く違和感の方が強いからでしょうか?) |
参考: 解答者が気にする必要はないのですが、クロスワード盤面における黒マスの配置には暗黙のルールがあるとか。詳しくは『黒マスルール』等でインターネット検索を是非

使い回し乙

単なる例示用の問題なんで、使い回しでも別に差し支えないと思うが?

それはそっかも。ところで、文字を入れるタイプって、クロスワード以外にあるのかな? あんまり思いつかないんだけど

更に、あまり一般的ではない気もするが、ヒントが行毎や列毎にまとまっているラインラインクロス、黒マスも解答者が記入するケイだけクロス、黒マスが全く無いワードスクエア/ノンクロなどの亜種があるようだ

(☟小声で)
う〜、どんなのか聞きたいけど、おっちゃんはクロスワード系にはあんまり興味がなさそうだしな〜……

はて?

もうちょっと説明が欲しいけど、どうせ、「パズル探訪シリーズを待て」だよねぇ

左様。 詳しくは『文字入れ系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 8)』にて

加えて、文字入れ系は全般的に、数理的に理詰めで解くというより語彙力の側面が大きいゆえ、今一気合が入らんというか。だもんで、パズル探訪シリーズの記事までで一旦終了。言葉遊び系と同様な扱いだな

(☟小声で)
予想どおりだけど……
(☝嬉しくない方向の予想が当たっても不満が募るだけ?)
数字入れ系書き込みパズル

えっと、次は⸺

ルール:
① | 初期状態では、盤面の幾つかの箇所に黒マスに相当する合計マスが配置されている。合計マスは右下がりの斜線『\』で2つの三角領域に分かれており、それぞれを右上領域、左下領域と呼ぶ。領域には(合計を表す)数字が書かれていることもある。最も上の行と最も左の列にあるマスは全て合計マスで、それら以外の箇所にも幾つか合計マスが置かれる。残りのマスは全て白マス |
② | 以下の制約条件を満たすように、全ての白マスに1から9までの数字を入れる |
③ | 各行にある横方向の白マスの最大連続並びを横白連と呼ぶ。(大型の問題では、1つの行に複数の横白連が入っていることもある。)横白連中の一番左の白マスの左隣りにある合計マス中の右上領域には、その横白連に書かれる数字の合計値が記入されている。当該横白連には、合計がその指定値になるよう数字を記入する。各列の縦方向についても同様に、縦白連を考える。縦白連中の一番上の白マスの上隣りにある合計マス中の左下領域には、その縦白連に書かれる数字の合計値が記入されている。横白連の場合と同様、当該縦白連には、合計が指定値になるよう数字を記入する |
④ | それぞれの縦横白連について、記入する数字は互いに異なっていなければならない。逆に言えば、単一白連の中で同じ数字が複数個所に現れてはいけない。(『1,2,2』のように同じ数字を含むのは駄目だが、数字が連続している必要はない。なので例えば、『1,3』や『1,2,4』等もありえる。更に、白連に並ぶ数字の順序は昇順や降順とは限らないので、例えば『2,4,1』のように並んでいることもある。なお、異なる二つの白連中には、同じ数字が現れることもある) |

注: | 上記は例示用の模造品です |
参考: | 『カックロ』はニコリが使っているパズル名ですが、ニコリ社が出題するカックロ問題では、恐らく元来の cross sum にはなかったであろう暗黙の(?)ルールが幾つか追加されています。例えば、一番上の行と一番左の列を除いた部分の黒マス(合計マス)が点対称でなければならない等。上記問題は点対称ルールを満たしていないので、念のためカックロ『擬き』としました |
蛇足: | カックロの Wikipedia に出てくる例題も点対称ルールを満たしていないようですので、暗黙の追加ルールを満たしていないものを『カックロ』と呼んではいけない、というほどの厳しい取り決めではないのかも知れませんが…… |

そうそう。こんなヤツ

足した結果が指定の数にならないといけないから、計算がウザイ

慣れてくるとあまり計算しなくなるとの意見もあるが……

そんなバカな!

そういった詳しい話は『カックロ』個別記事で説明することとして⸺

ウソでしょ! 話を振っといて!

どうせ「詳しくは探訪シリーズ記事で」とか言うんでしょ?

左様。 詳しくは『数字入れ系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 9)』にて

ぐぬぬ。やっぱし
文字・数字以外の記号入れ系書き込みパズル

次は、今までに出てきたもの以外の記号を書き込むタイプだ


それって、塗り潰しでも線引きでもなくて、文字でも数字でもない何かを書くってことだよね。そんなんあり?

一番分かりやすい例は『シャカシャカ』だろうな

『シャカシャカ』って……なんか変な名前

斜めの角度を意味する『斜角』が由来との見解もあるが。なぜ斜めの角度なのかは例を見れば明らかだと思うぞ
ルール:
① | 初期状態では、盤面の幾つかの箇所に黒マスが配置されている。それら以外のマスは白。 |
② | 白マスの箇所には四種類の斜め三角記号『◤』『◥』『◣』『◢』のいずれかを入れるか、白マスのままとする |
③ | 黒マスの中に0から4までの数字がある場合、そのマスに縦横に隣接する4マスのうち、斜め三角記号が入る数を表している。(黒マスの中に数字がないのはヒント無しの意味。その場合、隣接4マスの何カ所が三角記号になるかは任意) |
④ | 白く残る部分は、全て正方形を含む長方形にならなければならない。(斜めの長方形になることもある) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | 上の例では、白確定したマスを明示するため、中黒に似た『・』を用いています。が、斜め長方形に含まれる白マスには、あまり白確定マークを書かない気がします |

なるほど、これは斜め

ってか、斜めの三角印を四種類使うとか、珍し〜

そうだな。実は、わしの独断と偏見で『三角記号という文字でも数字でもない記号を入れる』タイプに分類したが、マスを斜めに半分だけ塗り潰すという考え方もある。その場合は塗り潰し系という分類になるが、何とも微妙なところだ

加えて、白のまま残すマスについて、白確定の表し方も関連してくる。シャカシャカの場合、中黒的な『・』で表すことが多い感触。白確定の話題が出てくるという意味でも、塗り潰し系に近いとは思うが

まっ、分類が微妙なものもあるでしょ、ってことで
(☝厳密な分類とかは割とどうでもいい?)
注: 幾つかの理由により結局、『シャカシャカ』はパズル探訪シリーズの塗り潰し系で紹介することにした模様です。①ニコリの『公式』シャカシャカ解説で『三角形に塗り潰す』的な表現がある。②『その他の記号入れ系』のパズルが相対的に多め

他の典型的な例としては『美術館』もある
ルール:
① | 初期状態では、盤面の幾つかの箇所に黒マスが配置されている。黒マスには0から4までの数字が書いてあることもある |
② | 幾つかの白マスに照明『○』を置いて、全ての白マスが照らされるようにする |
③ | 白マスに照明を置くと、その白マス自身と、縦横方向に並んでいる白マスを外周または黒マスに達するまで照らす。(斜め方向は照らさない謎の照明器具?) |
④ | 黒マスに書かれている数字は、その黒マスに縦横に隣接する4マスのうち、照明を置くマスの数を表す。(数字が書かれていない黒マスはヒント無しの意味。この場合、その黒マスの隣接4マスの何カ所に照明が置かれるかは任意) |
⑤ | 照明が他の照明から照らされてはいけない。(他照明からの光が当たると壊れる謎の照明器具?) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | 上の例では、照明によって照らされている白マスを明示するため、照明から縦横に伸びるビーム線を用いています。加えて、照明を置けないと確定した白マスには中黒的な『・』を書いています |

へ〜。照明を表す『○』を書くのか……。でも、線とか点とかも書いてるけど?

パズルの解答として必須なのは、照明を表す『○』のみだ。とはいえ、解く過程で、照らされているマスや照明設置不可マスを明示しておくと進めやすいので、補助的にビーム線や設置不可を表す『・』等を書く人が多いってこと

あっそ
(☝こまけぇこたぁいいんだよ、的な?)

ちなみに、ビーム線を書いていくと盤面が煩雑になる嫌いがあるので、アプリ等ではビーム線の代わりに薄い色を使ったりするようだ。物理鉛筆だと色分けは面倒なので、簡単に書こうとするとビーム線とかになってしまうんだが、アプリなら色分けも容易、ってことでな

注: | 大抵のアプリでは、照明を置いただけで、照らされるマスを自動的に色付けしてくれるのではないかと |

ふ〜ん。ところで、『○』は文字じゃないのかな?

いやいや。文字の意味を拡大解釈すると多数の記号が文字的な何かになってしまうんだが。例えば、コンピューターやデータ通信のための文字符号体系で Unicode というのがあるが、この体系で定義されているものが全て文字だとすると、世界各国語で使われている文字や数字、句読点や各種括弧といった文章中で使われる補助的な記号、数学記号など、多様な記号が皆、文字扱いになる

ほへ〜
(☝文字符号体系にはまるで興味がない?)

更に、♠、♥、♦、♣といったトランプのスートもあるし、チェスの駒の記号 (♔, ♕, ♖, ♗, ♘, ♙, ♚, ♛, ♜, ♝, ♞, ♟)、将棋の駒の記号(☖, ☗)、サイコロ記号(⚀, ⚁, ⚂, ⚃, ⚄, ⚅)なんてのもある。昨今は多様な絵文字まで含まれているしな
参考または蛇足: Unicode 絵文字の例としては、顔文字 (😀, 🤩, 😋, 🫣, 🤔, 😏, 😴, 🤒, 😵💫, 😎, 😟, 😭, 😱, 😤, 🤬)、仕草等 (🙅, 🙆, 💁♂️, 🙋♀️, 🤦, 🚶, 🧎, 🏃, 💃)、動物 (🐭🐮🐯🐰🐉🐍🐴🐏🐵🐓🐶🐗)、果物 (🍇, 🍊, 🍋, 🍌, 🍍, 🍎, 🍑, 🍒)、野菜 (🫑, 🍅, 🍆, 🥔, 🥕, 🥒, 🥦, 🧅, 🥬, 🫛)、各種食べ物 (🍞, 🥯, 🥞, 🧀, 🍔, 🍟, 🍕, 🌭, 🥪, 🍳, 🥗, 🍱, 🍙)、道具等 (👓, 🧤, 🪭, 👜, 👞, 🧢, 📢, 🎸, 🎹, 🥁, 📱, 🖥️, 🖱️, 🧮, 📷, 🔍, 🔦, 📖, 💴, ✏, 📎, ✂, 🔑, 🔨, 🪛, ⚖️, 🧲, 🪜, 💉, 🚪, 🛏️, 🪑, 🧹, 🪣, 🪥)、他多数。詳しくは Unicode 絵文字等で検索を是非

そんなのも入ってるんだ!

でもって、ちょっとした図形的な記号も含まれている。各種三角 (△, ▲, ▽, ▼, ◣, ◤, ◥, ◢, ▶, ▷, ◀, ◁)、各種四角 (◇, ◆, □, ■)、星型 (☆, ★)、そして丸 (○, ●, ◎) など

やっぱ『○』は文字なんじゃん!

だから、そんなことを言い出すと、『文字入れ系』、『数字入れ系』、『その他記号入れ系』を区別した意味が無くなってしまうわけで……

なら、どういう区別を考えてるわけ?

文字入れ系では、各国語で単語を表すために使われる文字を想定している。例えば、日本語のクロスワードでは片仮名と長音記号『ー』を使うのが通例だし、漢字系なら漢字を使う。英語クロスワードならアルファベット、てな感じ

そゆことか

参考または蛇足: 漢数字の『〇』と丸記号『○』は見た目が似ていますが、Unicode では別な符号が割り当てられていますね

ローマ数字を使うローマ帝国マニアって……とんがりすぎでしょ!

まあな。数字入れ系パズルの書き込み欄にローマ数字を書く人は稀有かも知れん

それはさておき、単語を表すための文字と各種数字 (主にアラビア数字) 以外が、『その他の記号』という扱いとなる

そ〜ゆ〜ことにしておくか……
(☝なんか偉そう?)

むっ……まあいい。さて、ここで解釈が微妙なタイプがある

なぬ? 微妙とな?

例えばスケルトン
ルール:
① | 初期状態では、マスの縦並びと横並びが幾つか合体した配置になっている |
② | 別に単語のリストが与えられている。(単語は片仮名表記の場合が多い。また、単語の文字数によって分類されているのが通例) |
③ | 縦や横のマス並びにリスト中の単語を当てはめていく |
④ | リストに列挙されている『全ての』単語を『重複なく』使う |
⑤ | マスの横並びに単語を入れる場合は左から右の順に書く。縦並びなら上から下。(逆方向に書くのは不可) |
⑥ | 縦並びと横並びの交点にあるマスの文字が一致するように工夫して当てはめる |
⑦ | 縦書きと横書きの長音記号は混同してよい。(クロスワードの場合と同様) |

注1: | 上記は例示用の模造品です |
注2: | クロスワードの場合と同様、小さい字(促音『ッ』、拗音『ャュョ』等)を大きい字と混同してよい場合が多いと思われますが、別扱いとする問題もあるかも知れません |

文字を入れるパズルじゃん!

一見するとそうだが。ルールを吟味してもらえば分かると思うが、異なる記号が幾つかあれば成立するパズルなんで、本質的には単語を表す文字を用いる必然性が何もない。解答者が問題を解く際も、候補文字列のセットが単語になっているかどうかは、解き筋に何の影響も与えない
考察: 候補文字列が日常的な単語になっていると、各候補を覚えやすいとか候補中の文字の並びを間違えにくいといった『補助的な』効果はありえますが……

でもでも、クロスワードにすごく似てるし

クロスワードの場合はヒントに適合する単語を推察して書き込むから、単語を表す文字を用いる必然性がある。一方、スケルトンでは解答欄に散りばめる文字列のセットが予め全て与えられているから、解答者が単語を推察する過程がない。つまり、仮名や漢字を使わなくても実は問題を作ることができるってこと

実際、仮名漢字の代わりに数字を散りばめるナンスケ⸺恐らくナンバースケルトンの短縮⸺というタイプもあるぞ。下記のナンスケ問題は上記スケルトンの各仮名を数字に対応付けて置き換えただけのもので、本質的には全く同じ問題だ
カ⇒0,ツ⇒1,ド⇒2,ヒ⇒3,マ⇒4,リ⇒5,ワ⇒6
ルール:
① | 初期状態では、マスの縦並びと横並びが幾つか合体した配置になっている |
② | 別に数字列のリストが与えられている。(数字列の桁数によって分類されているのが通例) |
③ | 縦や横のマス並びにリスト中の数字列を当てはめていく |
④ | リストに列挙されている『全ての』数字列を『重複なく』使う |
⑤ | マスの横並びに数字列を入れる場合は左から右の順に書く。縦並びなら上から下。(逆方向に書くのは不可) |
⑥ | 縦並びと横並びの交点にあるマスの数字が一致するように工夫して当てはめる |

注: | 上記は例示用の模造品です |

ぐぬぬ。確かに、仮名を数字に替えても同じようなパズル……
ルール:
① | 初期状態では、81個のマスが9×9の正方形に並んでいる |
② | 更に、少し太い罫線により、81個のマスは3×3のブロック9個に分かれている |
③ | 最初から幾つかのマスに1から9までの範囲の数字が書かれている。(ヒント用で表出数字と呼ばれる模様) |
④ | 以下の制約条件を満たすよう、数字が書かれていないマス全てに1から9までのいずれかの数字を入れる |
⑤ | 同一の列にある数字は全て異なっていなければならない |
⑥ | 同一の行にある数字は全て異なっていなければならない |
⑦ | 同一のブロックにある数字は全て異なっていなければならない |

注: | 上記は惰性慣性がプログラムで生成した問題です |

数字を入れるパズル、って言いたいとこだけど、むむむ

これもルールを吟味してもらえば分かると思うが、やはり異なる記号が幾つかあれば成立するルールなんで、数字を用いる必然性は何もない。使う記号を変えても解き筋への影響もない

実際、海外では数字の代わりにアルファベットを用いた Alphabet Sudoku というタイプがある。また、将棋ファン向けと思われるが、『王飛角金銀桂香歩と』を使った将棋ナンプレ(?)問題も作られているようだ

スケルトンの場合と同様、上記数独/ナンプレ問題の数字をアルファベットや将棋系に置き換えると次のようになる。勿論、本質的には全く同じ問題だ

既出の数字版からの改変規則:
1⇒A、2⇒B、3⇒C、4⇒D、5⇒E、6⇒F、7⇒G、8⇒H、9⇒I

既出の数字版からの改変規則:
1⇒王、2⇒飛、3⇒角、4⇒金、5⇒銀、6⇒桂、7⇒香、8⇒歩、9⇒と

ぐぬぬ。スケルトンのときと同じような感じ……

てなわけで、スケルトン/ナンスケや数独/ナンプレのように本質的には記号の種類を問わないタイプは、こちらに分類することにした。まあ、異論はあるかも知れんが

へぇへぇ。なんか微妙なヤツばっかり紹介されたんだけど、もっと『いかにもその他の記号』ってのはないんかいな?

美術館は照明を表す『○』を記入するんで、いかにもな例の一つだと思うんだが……。別の例としてはバトルシップなどがあるな

むむっ。これは……「詳しくは別記事」とか言いそうな悪寒

大当たり。 詳しくは『各種記号入れ系書き込みパズルの世界 (パズル探訪 10)』にて
その他の書き込みパズル?

さて、図表的というか書き込み系パズルの最後に、その他について考察しておきたい


あれっ? 『その他』は念のため、とか言ってなかったっけ?

図表的(書き込み系)パズルは種類が非常に多いんで、中には分類しにくいタイプもあってだな……

へ〜。どんなヤツ?

例えば『間違い探し』ってのがある

どれどれ⸺


フッ。画像は雰囲気です

おっちゃんの農夫が妙に似合ってるのはまあいいとして⸺

むっ


軽いジョークなんで、そう熱るなし

いや、許せん! 謝罪と賠償を要求するっ!

では某インドカレー店のランチを一回奢りでひとつ

ならよし
(☝チョロすぎ?)

ところで、間違い探しが分類しにくいってどゆこと?

間違い探しでは『解答の形式』が定まっていない


そんなに驚くほどの事項ではないと思うが……

えっと。あたしだったら、間違ってる箇所のとこを適当に囲むけど?

そういう人が多いと思われるし、解答欄でもそのような形で間違い箇所を明示している場合が通例のようだが


だったらそれが解答の形なんじゃ?

丸っぽいナニカで囲むのは単なる慣例で、ルールとして決まっているわけではないと思うぞ。そもそも解答者はフリーハンドで適当に描くから、形も区々だろうし。更に言えば、何も書かないで間違い箇所を記憶するだけの人もいる。筆記用具を持っていなくても解ける的な

そういえば、某ファミレスの間違い探しは、答えが見つかっても、覚えとくだけで何も書かないし。ってか、店のだから何か書いちゃったら怒られそう

そんな感じ

でもでも、何も書かないこともあるなら、書き込み系かどうかも怪しいんじゃ?

左様。というわけで厳密な分類は悩ましい。が、慣用的に丸で囲むし、囲みの丸はまあ、一種の記号だろうってことで、一応、他記号記入系として扱う予定

解答の形式が曖昧なタイプとしては他にシークワーズなどもあるが、間違い探しと同様な扱いとしたい

じゃ、それで
(☝こまけぇこたぁいいんだよ的な?)

話は変わるけど、間違いは2カ所かとおもったら、もう一つあるんだね。車輪のとこに書いてある変なマークは何?


軽いジョークなんで、そう熱るなし

いや、許せん! 謝罪と賠償を要求するっ!

ではランチ奢りの約束を某社のレトルトカレー2個に格下げでひとつ

ならよし
(☝チョロすぎ?)
道具 (玩具等) を使うパズルの内訳……以降は次回?

話が逸れてるけど

だな。次は道具を使うパズルだ


は〜い。ここでストップ!

むむっ。もしや……もうそんな時間か

大分類を見たときはいけるかと思ったけど、図表的パズルの内訳が多すぎ!

そんなことを言われてもなぁ。そもそも、図表的パズルの種類が多過ぎなんでな

そっかも知れないけど、とにかく長くなったんで、残りは続編かなんかでひとつ

了解だ。
では皆さん、続編でお会いしましょう

まったね〜❤

あっ、そう。この記事へのコメントは、Xのポスト『パズルの種類、多過ぎ?』へのリプで是非、お願いしま〜す