登場人物
初めまして。惰性慣性です。
その実体は、惰性と慣性で趣味数を追求し続け早〇十年なのオッサン。
初めまして。夢未です。
し崩し的に相手役を務めることになりました。
ドゾヨロシク。
惰性: フルネームは紹介せんのか? 珍しい苗字なのに。
夢未: 別にいいよ。
惰性: 英語風の語順なら夢未–賀知、なんてな。
その言いかたはめて!
HAHAHA😀
趣味数???
そんなことより!
『趣味数』ってなんなの?!
惰性: 『趣味で楽しむ数学』の略。レクリエーショナル数学 (recreational mathematics) とも言う。
夢未: そんなん知るわけないっしょ。てか⸺
短くしすぎ!
惰性: そうか? ブログ開設に当たり手引き的なページや動画を各種拝見したところ、「短くてインパクトのあるタイトルが良い」と推奨されていたんでな。インパクトは謎だが、短くはなっとるだろ?
夢未: りすぎでしょ。てっきりアレかと思ったよ。
惰性: アレとは?
夢未: 『お前の趣味を数えろ』的な?
惰性: なんとも『罪』な勘違いを……
夢未: まっ、趣味数の意味はわかったけど、趣味で数学をるなんて変態だね。
惰性: 随分な言われよう。わしは一向に構わんが、全国にいらっしゃる趣味数な方々に失礼では?
夢未: そっか。これってブログ記事だから、色んな人が読む可能性(笑)があるんだった。
全国の趣味数な皆さん、ドモスミマセンデシタ。
惰性: 実に棒読み。お前さんが数学を毛嫌いしているとはいえ……。
夢未: そうそう。数学に限らず、理系の細かい話とか聞くと鳥肌が立つってゆ〜か。
惰性: あるいは全身に発疹が出るとか?
それはガチのアレルギー!
賀知だけに?(笑)
夢未: ドヤ顔でオヤジギャグとか最低。
惰性: 済まぬ済まぬ。
惰性: ときに、アレルギーは英語読みではないな。
夢未: えっ、そうなの? なら英語ではなんて言うん?
惰性: 綴りは allergy ゆえ、強引にローマ字読みするとアレルギーと読めんこともない。だがし、実際の英語の発音を片仮名外来語風に書くと『アラジー』。
夢未: ウソでしょ。いきなりアラジーとか言われてもアレルギーのことだってわかんないよ。
惰性: いや、事実。『アレルギー 英語』で Google 検索すると Google 翻訳窓が出てくるはずなので、スピーカー印 (🔊) を押して発音を聴いてみるが良い。
(☝ Google 翻訳窓のスピーカー印は形が少し違います。)
夢未: 本当かなぁ。どれどれ…………マジだ。
惰性: 同様な単語としてエネルギー (energy) もある。英語発音を外来語風に書くと『エナジー』。
(参考:『エネルギー 英語🔍』で🔊⇒エナジー)
夢未: 確かにエナジーって言うけどね。てか、エネルギーの英語読みがエナジーなんだ。
惰性: 左様。
夢未: じゃ、アレルギーとかエネルギーって書くのはなぜ? 適当にローマ字読みしたわけ?
惰性: いや。恐らくドイツ語の発音。
夢未: なしてドイツ語?
惰性: 明治時代前後、科学技術や医学などはドイツから学ぶ場合が多かったらしく、その手の分野ではドイツ語由来の外来語が結構ある模様。
夢未: ドイツの科学は世界一ィィィ的な? って、そうだ。Google 翻訳窓でドイツ語の発音も聴けるかな?
惰性: 『アレルギー ドイツ語🔍』でいけるはず。なお、ドイツ語の発音は第二次世界大戦後、英語の影響などで少し変わっているそうで、母音の後ろに続くRの音がかなり母音化している感触。結果、アレルギーではなくアラギーのように聞こえる。
夢未: どれどれっと…………なるほど、アラギー。
(☝ 参考:『エネルギー ドイツ語🔍』で🔊⇒エナギー)
惰性: 数学分野でも、ベクトル (vector) やテンソル (tensor) の読みはドイツ語由来な雰囲気。英語だとヴェクター、テンサーだし。そして今のドイツ語では、ヴェクトァ、テンゾァてな感じ。
(☝ 参考:『ベクトル 英語🔍』で🔊⇒ヴェクター、『テンソル 英語🔍』で🔊⇒テンサー、『ベクトル ドイツ語🔍』で🔊⇒ヴェクトァ、『テンソル ドイツ語🔍』で🔊⇒テンゾァ)
夢未: 数学の用語は別に訊いてないし。
惰性: ああ、そうかい。(☜ 少し怒?)
夢未: 話が逸れたけど、趣味数って普通の数学と何か違うの?
惰性: 普通の数学とな? 実に哲学的な質問。
夢未: そんな大袈裟なもんじゃないでしょ。小学校、は算数だけど、中学や高校で習う数学、みたいな。
惰性: 小中高の算数や数学は18世紀ごろまでの古典(?)数学的で、現実の世界というか物理的なイメージや直感に引き摺られている印象。その後、大学で理系の学科に進むと微分積分⸺高校で学ぶ内容の上乗せ⸺や線形代数などを学ぶが、この辺は19世紀ごろに厳密化が進められた数学の段階となり、雰囲気がかなり変わってくる。この違いに戸惑って辛い思いをする学生が多い予感。まあ、わしもだが。そして数学科で学ぶ数学ともなると、19世紀後半から20世紀にかけてカントール (G. Cantor) に始まる集合論やヒルベルトプログラム (Hilbert’s program) などによって思い切りイデアの世界(?)に抽象化された体系と化し、わし的な所感としては相当な慣れが求められる形態だ。
夢未: 調子に乗ったおっちゃんがイミフなことを長々と語っとりますが、高校の段階で数学に見切りをつけたあたしには無縁な話なのでした。てへっ。
惰性: うーむ。高校の途中で数学から離れた者に、その段階までの範囲が普通の数学などと視野の狭い主張をされても、何か違うというか……。
夢未: へぇへぇ。長年に渡って趣味数を拗らせてきたおっちゃんに『普通の』数学とか訊いたあたしが愚かでした。なら言いかたを変えて、本職の数学⸺プロ数?⸺と趣味数はどこが違うの?
惰性: プロ数と趣味数の違いと申したか? それはそれで深いな。
夢未: うっ、ヤバ。
惰性: わしのように工学系の学科に進んだ者だと、まあ応用数学的なんだが、あれこれ含めると話がややこしくなるゆえ、ここでは純粋数学的な場合に限るとしよう。で、独断と偏見で短く言うと、大差ない。
夢未: なんだって〜!
惰性: まず、プロ数でも趣味数でも、従事者は皆、金儲けなどのためではなく、好きで勤しまれる。多分。
夢未: 数学が好きとか、信じらんないけどね〜。
惰性: ふむ。確かに数学の場合、好きな人と嫌いな人の差がとりわけ激しい気がする。その真因と対策を完全に解明できたら、数学教育は大きく変わるのかも知れん。(☜ 大袈裟)
夢未: 好き嫌いはいいとして、本職と趣味では追求する分野とか違うんでは?
惰性: 多少の傾向はあると思う。例えば、数理パズルの解法や数理的なゲームの必勝法といった議論は、趣味数の人が好みそうな分野かもしれん。まあ、わしもだが。しかし、趣味数の人でも本職が追求するガチ(?)な分野に邁進することがあるし、逆に本職の人がゲームの必勝法的な分野で大きく貢献していることもある。
夢未: え〜? 本職の数学者がゲームの必勝法なんて追求するの?
惰性: 具体例としては、 J. H. Conway 先生が⸺
夢未: 知りませ〜ん。
惰性: むっ……数学に興味がなければ、まあそうだろうな。Conway 先生は主流の数学分野でも多くの業績を残されているゆえ、数学科出身者などなら大抵、知っとるはず。
夢未: そっすか。で、その筋では有名なコン・ウェ〜イ先生がどうしたん?
惰性: Conway な! で、先生は組合せゲーム理論 (Combinatorial Game Theory) の開祖的な業績も残されている。要するに、ある種の数理ゲームについて、必勝法などを数学的に考察する分野だ。
夢未: ふ〜ん? (☜ まるで興味がない?)
(☟ 相方の無関心など全く気にしない体で)
惰性: 正確に言うと、impartial games については、Conway 先生以前に Sprague & Grundy 先生方が深い体系を確立されていたんだが、Conway 先生と何人かの協力者が partisan games も含めた枠組みを確立された。
- Impartial games は『不偏ゲーム』、partisan games は『非不偏ゲーム』と呼ぶのが一般的なようです。
- 『非不偏』は二重否定的で今一つな気もしますが……。
- 不偏ゲームは非不偏ゲームの特殊な場合とのことですが、『非不偏』と書くと『不偏』と互いに素 (disjoint) な印象になり、その観点でも今一つですね……。
- Partisan は『偏りがあっても良い』的な意味を表したいはずですので、例えば『可偏』でしょうか……お粗末。
夢未: またもや思い切りイミフだけど、本職の数学者がゲームっぽいナニカに手を出すもある、って雰囲気は感じた、かもしんない。
惰性: てなで、本職の人と趣味の人がどんな分野を手掛けるかの境界は非常に曖昧だ。
夢未: う〜ん。どっちも好きでってて中身も違いが少ないとなると、どこが違うんだってばよ。
惰性: だから、り本質的な違いはないと言っとる。なお、当然の違いとして、数学の研究で給料を貰うかどうか、ってのはあるけどな。
夢未: 報酬の有無! って、考えてみたら本職かどうかの言い換えだよねぇ……。そう言えば、数学科に行った学生さんは全員、数学の研究者になるの?
惰性: 数学研究自体で給料を貰う人の意味だとすると、全員ではないぞ。数学科出身ではない身実体験的には知らんが、わしが行った学科からの類推では、学部生⇒修士課程⇒博士課程⇒ポスドク⇒助教⇒准教授⇒教授といった典型的(?)な研究者の道を突き進む人はの一握りだ。サッカー好きな青少年は結構いるが、プロのサッカー選手になる人は一握り的な。
夢未: そうなんだ。じゃ、その一握りの人になるには、どうすればいいの?
惰性: 基本的には研究者としての実力。大学や大学院には入試があるから、合格できなければその時点でアウト。博士課程で研究が迷走して断念する状況も、無きにしも非ず。、ポスドクぐらいまでは収入が厳しい場合があるんで、親が金持ちとかバイトしてでも頑張るとかでなければ、安定収入のある道に転向するかも。更に日本では、ポスドクに突入すると企業への就職が微妙になりがちって傾向もあり、研究によほどの自信がなければ博士課程修了時に就職の決断も必要かと思われ。
夢未: うわっ、り世知辛い話ktkr。なら、一握りになれなかった人は何してるん?
惰性: わしの場合は工学系だったから、大学で学んだ分野にそこそこ当て嵌る会社に就職して、それから〇十年、社畜あるいは給料泥棒をしておったぞ。(☜ 実は主に後者?)
(☝ 最も悲惨な状況は、自分は社畜だと思っているのに周囲からは給料泥棒だと思われているパターン?)
夢未: 工学系ならそうかもしれないけど、数学科出身の人は?
惰性: 数学科出身の知り合いから聞いた話では、確率統計分野、金融工学系の勉強をして、アクチュアリー(保険数理士)など金融系の会社に勤めるってのが、生涯収入的には勝ち組らしい。古い話なんで、今はどうだか知らんけど。それ以外だと、大学以外の学校の先生や塾講師とかなら、研究ではなく教育系になるの、数学っぽい仕事かもな。、わしが勤めていた会社の業務は数学科出身が有利とは全く思えんかったが、それでも数学科出身の人がいたから、数学っぽい路線を断念すれば様々な道がある感触。
夢未: ね。好きで数学科に行ったけど研究者の道に残らなかった人なら、趣味数しててもおかしくないか〜。でも、おっちゃんは数学科出身じゃないのに趣味数してるんでしょ? 、アレだ〜。
惰性: アレってなんじゃい?!
夢未: 言うと土下座かもだから言わな〜い。
そりゃはっきり言っとるも同然じゃろが!
HAHAHA😀
惰性: こんなでHAHAHA返しされるとは……。、数学科出身以外でも理系なら手段として数学を使うから、趣味数しても別に変ではなかろうが。理系なのか微妙だが経済学も数学バリバリだし。そういえば『哲学者のための圏論』的な解説を見た記憶があるが、圏論はどう見ても数学、哲学系でも数学っぽい人がいると思われ。
夢未: そっか。とすると、趣味数しそうな人って、実は結構いる?
慣性: 日本人の何パーセントかまでは知らんが。そのうえ、文科省「科学技術賞」を受賞された教育系YouTuberのヨビノリたくみ先生が日々、理系比率向上に貢献されているし。
☝学習塾系の文系理系比率調査では、男子は半々、女子は文系8vs理系2との情報も。
夢未: ああ、ヨビノリ channel の人ね。科学技術賞を受賞なんていね。でも『先生』って。おっちゃんの方がはるかに年上じゃないの?
慣性: そこは実年齢の問題ではなく、敬意の現れってでな。
夢未: ヨビノリ先生で思い出したけど、おっちゃんのツイッターってフォローがく偏ってるよね。ヨビノリ先生以外だと、市岡元気先生とかくられ先生とか……。Youtube も似たなだし。
(☝Youtube だと: ヨビノリ、GENKI LABO、科学は全てを解決する!)
慣性: これ。わしの個人的な嗜好情報を漏らすでない!
夢未: ごめんごめん。で、おっちゃんは『惰性と慣性で趣味数を追求し続け早〇十年なただのオッサン』って言ったけど、『ただのオッサン』以外のは良く知らないな。
惰性: ただのオッサンなのは見ればわかるからな……。
夢未: いつごろから趣味数してたの?
惰性: 幼少期から。
幼少はウソでしょ!
HAHAHA😀
惰性: 幼稚園以前の記憶は曖昧だが、小学生のころは。だがし、若い時分は情報を入手する手段がほぼ書籍のみだった、歯痒い思いをしただ。〇十年を経て情報チャネルの神といえるインターネットが普及してきた時期は、仕事が忙しくて趣味数の時間を十分に取れず、引き続き歯痒い思いをした。そしてに数年前、幾らでも時間を取れる段階に達し、く趣味数を堪能できる人生になっただ。めでたい。
夢未: へ〜。若いころから数学好きなら、なして数学科に行かなかったの?
惰性: 嵌っていたのは、主に数理パズル/数理ゲーム系なのでな。本業にするより趣味で楽しむのが良い感じだと思った。それに、わしの実力では数学者として一線のレベルには到達できんだろう、との自己分析もあった。
夢未: あっそ。話は変わるけど、ツイッターのプロフィールに書いてるおっちゃんの生年月日って、これで合ってたっけ?
惰性: 。
生年月日が大体って、どゆこと?!
惰性: 実は、年、月、日が全て素数になる、多少の脚色をした。
夢未: 出たよ。数学系の人ってか素数が好きだよね。知らんけど。
惰性: まあな。忘年会などで居酒屋に行って下駄箱があると、思わず素数の番号を選ぼうとしてしまうんだな、これが。言うと、4で割った1余る素数が良い。
夢未: わけワカメ。
惰性: 、youtube のしがない数学徒 channel にある「私はロボットではありません」動画を見て、東急系某ファッションブランドにまつわる数が素数との指摘に、はとく深い感銘を受けた。特に、この数は4で割ると1余る素数だし。
夢未: 一般的なを訊いて話が逸れまくったけど、このブログで扱う話題って?
趣味数ブログの主な話題
惰性: わしが追及しとるのは数理パズル/数理ゲーム系、その手の話題が多くなると思う。余力があれば、ほかの数理的な話題も扱いたいが。
夢未: 数理パズルがどうのとか言われても、イメージ湧かな〜い。
惰性: 若かりしころは、スマリヤン (R. M. Smullyan) 先生やガードナー (M. Gardner) 先生による数理パズル/数理ゲーム本のお世話になったものだが、その手の書籍は⸺
夢未: ミリ知ら。
惰性: がくっ。そうか……そうだろうな。では、多くの書店でコーナーがあるパズル雑誌は?
夢未: あるねぇ。
惰性: それは知っとるか。であれば、クロスワード系は語彙力が関係するから外すとして、有名なロジック系だと……Number Place か。
夢未: 何それ。
惰性: った。一般的な名前で言うと数独とかナンプレとか。
夢未: ナンプレならあるよ。
惰性: そっち系か……。てニコリ愛読者だったわしとしては、『数独』押しなんだが……。
夢未: 数独? 本屋に積んであるのはナンプレなんちゃらしか見たないけど?
惰性: そうか……まあいい。ナンプレ以外にも何か知っとる?
夢未: パズルの名前は色々だった気がするけど、マスを黒く塗ってくと絵になる。
惰性: 多分、『お絵かきロジック/ののぐらむ』だな。ほかには?
夢未: 足し算クロスってのもったけど、ウザいんでやめたし。
惰性: わし的にはそのパズルの呼び名はカックロなんだが、まあいい。要するに、そうったロジック系のパズルなどが話題に含まれる。
夢未: そゆね。でもナンプレの話題って……問題をわさ出すとか? 解きかたの説明とか?
惰性: 。パズル雑誌社のライバル的な発信をする予定はない。それに、その手のサイトは既にインターネット上に多数あるだろ。解説や『解いてみた』なら Youtube 動画にもあるし。
夢未: そうなの? なら何するん?
惰性: ナンプレ、というか数独 (Sudoku) を含む幾つかのパズルは海外でも有名、それらを題材に数学的な考察をしている人が世界的にかなりおってな。そんな内容を紹介するとか。は、コンピューターを使って問題を自動的に解く方法 (solver)、生成する方法 (generator)、難易度を判定する方法 (grader) とか。数学ではないが、パズルの歴史なども付帯的に。
夢未: へ〜。コンピューターでパズル問題を生成できるんだ。でもそれって、パズル雑誌社のライバルになるんでは?
惰性: 生成『方法』を考察するのみで、生成『結果』を日々記事にして投稿するはない。、パズル雑誌に掲載されているロジック系パズルの中には、現時点では自動生成が容易ではないものもあるし、自動生成できる場合でも「コンピューター生成の問題はパズル作家が作った問題に比べ解き味が良くない」との意見もある。それゆえ、その種のパズル⸺特に前者のタイプ⸺では、作家による問題作成に頼っている状況だ。もっとも、わしのような自動生成志向派としては、幅や深さを追求する課題が残されているわけで、挑戦心を擽られるところ。
夢未: 挑戦したけりゃどうぞ、って感じだけど……。パズルの『解き味』とか微妙な話だねぇ。
惰性: まあな。残念ながら、わしはパズル作家が作ったと思われるニコリのロジック系しか解いたがないので、コンピューター生成問題と解き味を比べた経験はない。解き味の違いを把握するのも今後の課題となる。
夢未: でもアレでしょ? ChatGPT で生成した呪文をステなんちゃらに突っ込んでイラストを生成しって pixiv とかにアップする人が増えてるし。オタキング先生は「5~10年後には大半のイラストレーターは失業」的な予測をしてるし。「AIひろゆきが進化したら本物は不要になる」って意見もあるし。ナンプレみたいなパズル問題も、コンピューター生成に席巻されちゃうのかも。
惰性: そう言った時代の趨勢は⸺わしにはしい⸺激しく静観するしかないが。自動生成が比較的容易な Number Place などは、現時点で既に席巻されつつある気もするし。
夢未: ナンプレはもう自動生成なんだ……。
惰性: 全部ではないと思うが、海外では多い感触。っと、わし自身も、運良く自動生成の幅や深さを広げられたら、時代の流れに多少は加担したことになるんだろうか。
夢未: 幅とか深さとか、儚い夢かもだけどね。
惰性: むっ。ところで、『ステなんちゃら』とは Stable Diffusion のだな?
夢未: それ。
惰性: みに、pixiv 等にAI生成画像をアップしている人々は、Stable Diffusion 標準学習モデル以外の謎学習モデルを漁りまくり、LoRA や ControlNet といった各種の追加技も駆使している。なので、Stable Diffusion を素で使うだけでは、太刀打ちできん。
夢未: そ〜なんだ。AI生成で pixiv するはないから、別にどうでもいいけど。って、あれだよ。どこかのブログで見た『AI生成のパチもんドラ〇もん』には笑った。にもパチもん、って感じで。
惰性: それな。わしもってみたが、ろパチもんしか生成せんぞ。学習モデル漁りとか LoRA とかすればマシになるかもだが。
夢未: えっ。ひょっとして、おっちゃんのPCで Stable Diffusion が動くの?
惰性: グラボのパワー的に微妙だったが、幸いなに実行できた。
夢未: いいなぁ。のPCだとグラボがしょぼぎてダメなんだよね〜。
惰性: 換装するしかないな。お高いけどな。
ちくしょ〜。
惰性: 話が逸れたが、数理パズル/数理ゲームがどんな感じか、おわかり頂けただろうか?
夢未: パズル雑誌の『ロジック系』ってね。でも、それだけだと題材が少なそう。
惰性: ふむ。ず言っておく。パズル雑誌等に出題されている『紙と鉛筆』パズル (paper-and-pencil puzzles) のロジック系に限っても、実は種類がある。具体的には……そうだな。この手のパズルをブラウザ上で遊べるにする『ぱずぷれ』なるアプリがある。『ぱずぷれ🔍』でサイトに行けると思う。そこで『全パズル』タブを選ぶと実装済のパズル一覧が出てくるなんで、見て欲しい。
夢未: どれ…………ってマジだ。ぱっと見でも百種類以上あるじゃん、これ。
惰性: 左様。に、紙と鉛筆パズルに限っても題材はそうすぐには尽きない。あまつさえ、それらは数理パズル/数理ゲームのの一部にすぎない。
夢未: そですか。なら、ほかにはどんなのがあるん?
惰性: トランプのパズルやゲームも、反射神経的ななど一部を除き、含まれる。
夢未: 大貧民!
惰性: ローカルルールが多数あるだな。名前自体、大富豪なのか大貧民なのかわからんし。まあ、わしはハーツ (Hearts) 押しだが。で、ほかのタイプは……。
夢未: だあるんだ。
惰性: 左様。っと、そうだ。お前さんは Nintendo Switch を持っていると思うが、『世界のアソビ大全』は知っとる?
夢未: 当然でしょ。しかして、アソビ大全の中のもみんな含まれるの?
惰性: 100%ではないが、。トランプ系以外だと、コネクトフォー、五目ならべ、チェッカー、ドット&ボックス、ヘックス、マンカラ、リバーシ、等々。そのうえ、アソビ大全には入っていないが、これらに類する別なパズル/ゲームも色々あるぞ。
夢未: そゆのも含まれるんだ。ならネタは尽きないね。
惰性: ルービックキューブなど、上記以外のタイプも更に各種ある。そんなこんなで、ネタは尽きないか、全ネタをカバーする前にわしの寿命が尽きそうだ。
夢未: なんですと! 数理パズル/ゲーム多ぎ!
惰性: てな状況なんで、当面は、どんなパズル/ゲームがあるか紹介する記事を上げる予定。各論はその後かな。
夢未: そっか。なら、相方をしてれば全貌がわかるって寸法ね。
惰性: 左様。所詮はわしが把握した範囲だから、完全網羅には程遠いが。
夢未: 完全網羅なんてヤバそうだし。おっちゃんが整理する範囲だけでも、そこそこ多いんでしょ?
惰性: まあな。
趣味数ブログ開設の動機など
夢未: どんなネタを扱うかは見えてきた気がするけど、、なんでブログを始めることにしたん? しがない趣味数徒なら、適当に自己完結してれば良いじゃん。
惰性: 実際、今までの〇十年はそうしてきたな。だがしアレだ。
夢未: アレって何よ?
惰性: 調べたり、考察したり、プログラムを作って走らせて結果が出たり等々、る程度の知見が溜まってきたんでな。整理して公開したら、多少は世の趣味数な方々の参考になるかもしれんと思った。それに、ROM専しとるより文章とか書いたほうが、ボケ予防に効くというし。なおかつ、情報発信すれば⸺運が良ければ⸺同好の各位から興味深い関連情報を頂ける可能性もあり……。
夢未: そゆね。おっちゃんの作った怪しいブログに人が来てくれるか謎だけど、行動しなければ絶対ゼロのだからねぇ。
惰性: 。
夢未: 、そんな怪しいブログにあたしが駆り出されてる理由も謎なんだけど。
惰性: ずばり、の説明が暴走したのストッパー。
夢未: はは〜ん。このブログ紹介でも数回、ワカメな言ってたしねぇ。主に脱線ネタの中で。
惰性: 脱線ネタは本筋ではないので、暴走しても真剣にめる必要はないが。
夢未: なんとなく察して、り止めなかったけど。
惰性: 一方、本編の説明中では、お前さんがハテナ顔の、説明が悪いので工夫を凝らすべきタイミングだ、とわかる。ての有名なパズル/ゲーム作家を「ミリ知ら」と言われた、などなど。
夢未: っては、変に格好つけてわかったフリはしないほうがいいんだね?
惰性: 自然体の方向で頼む。関連して二大目標も設定した。
夢未: 目標とな?
惰性: ①お前さんにも趣味数に興味を持って貰う。②お前さんにも記事を書いて貰う。
夢未: 無駄無駄無駄〜〜っ。低すぎる目標は論外だけど、無理難題な目標もダメでしょ!
惰性: 確かに①は難物かもしれんが、②は別に趣味数の記事でなくてもOK、①よりは可能性がある。
夢未: でも、ここって趣味数のブログじゃん。
惰性: 『その他』のカテゴリーを作れば問題ない。
夢未: なんか適当。
惰性: さて、ほかにも言うことがあったかいな……。
夢未: とりあえず、こんなもんじゃないの?
惰性: そうか。
では皆さん、次の記事でお会いしましょう。
またね〜❤
夢未: あっ、そう。この記事のコメントは、ツイート『趣味数って何?』へのリプで是非、お願いしま〜す。